European Darts Grand Prix 2026が4月19日、ドイツ・ジンデルフィンゲンのGlaspalastで閉幕。ガーウィン・プライスがロス・スミスを8-6で破り、欧州ツアー通算10勝目を達成した。マイケル・ファン・ガーウェンに次ぐ史上2人目の2桁タイトル保持者となり、「アイスマン」が復調を印象づけた一戦となった。

決勝:プライス 8-6 スミス

決勝戦は序盤からプライスが主導権を握る展開。3-0でリードを奪い、さらにダブルブレークで優位に立った。しかしロス・スミスもブレークバックを2度奪い、3-3まで追いつく粘りを見せる。

ターニングポイントは11レグ目。プライスがブレークを奪って6-5と再び先行すると、最後はD12フィニッシュで勝利を決めた。

プライス 平均96.25
スミス 平均95.70

準決勝(Best of 13)

勝者スコア敗者勝者平均
ガーウィン・プライス7-4ウェッセル・ナイマン98.96
ロス・スミス7-5クシシュトフ・ラタイスキ

準々決勝(Best of 11)

勝者スコア敗者
ガーウィン・プライス6-5マーティン・シンドラー
ウェッセル・ナイマン6-2マイケル・ファン・ガーウェン
ロス・スミス6-4ネイサン・アスピナル
クシシュトフ・ラタイスキ6-5ダニー・ノッパート

ラスト16(Round 3 / Best of 11)

勝者スコア敗者
クシシュトフ・ラタイスキ6-2ジョー・カレン
ダニー・ノッパート6-4ニコ・シュプリンガー
ネイサン・アスピナル6-3ジェームズ・ウェイド
ロス・スミス6-5ジョシュ・ロック
マイケル・ファン・ガーウェン6-5ジャーメイン・ワッティメナ
ウェッセル・ナイマン6-3スティーヴン・バンティング
マーティン・シンドラー6-1ジョニー・クレイトン
ガーウィン・プライス6-4クリス・ドビー

ハイライト・注目ポイント

1. クレイトンがラスト16でシンドラーに 1-6 で惨敗

プレミアリーグ首位で今週Night 11ロッテルダムを制したジョニー・クレイトンが、ラスト16でドイツ人マーティン・シンドラーに 1-6 で完敗。地元の大歓声を背に受けたシンドラーが会場を沸かせ、クレイトンは欧州ツアーでは早期敗退となった。

2. MvGがナイマンに QF で 2-6 で敗退

同大会通算3勝目を狙ったマイケル・ファン・ガーウェンが、準々決勝でウェッセル・ナイマンに 2-6 で敗退。ナイマンは平均 96.91 でMvGを圧倒し、決勝進出を果たした。MvGは平均82.57と振るわなかった。

3. アスピナルの150フィニッシュ

ラスト16のウェイド戦でネイサン・アスピナル150フィニッシュを決め、6-3で勝利。PDC公式が「ASPINALL WINS WITH A 150 CHECKOUT!」として動画を公開し大きな反響を呼んだ。

4. プライスの地元優位を覆す

プライスは準々決勝で地元ドイツのシンドラーに 6-5 の接戦を制し、準決勝では好調ナイマンを 7-4 で突破。決勝でも自身のペースを崩さず優勝を決めた。

プライスのコメント

「PDCに約12年いるが、1年平均1タイトルというのはそれほど素晴らしい数字ではない。もっと良くしなければならない」

本人は10勝目を決めても慢心することなく、さらなる向上を誓った。アイスマンのモチベーションは依然として高い。

賞金は優勝£35,000、準優勝£15,000。

出典