2027年に新設されるEuropean Openの出場枠は160人。PDCツアーカード保持者128人に、国際予選や育成・アマチュア大会を通じた32人が加わります。 PDCが10月14日、オーストリア・ザルツブルクで開く初回大会の構成を発表しました。

開催は2027年6月18〜20日、会場はSalzburgarena。賞金総額は75万ポンドです。観戦チケットは2026年11月12日に先行販売、13日に一般販売が始まります。

ツアーカード128人と、その他の経路32人

9月の大会新設発表では全PDCツアーカード保持者が対象とされていました。今回、カードを持たない選手が出場する経路と人数も示されました。

出場経路 人数
PDCツアーカード保持者 128人
国際予選 16人
Challenge Tour上位 4人
Development Tour上位 4人
アマチュア大会からの予選通過者 8人
合計 160人

カード保持者以外の枠は16人、4人、4人、8人の合計で32人、全体の5分の1です。育成ツアーの選手にも、トップ選手と同じ大会へ進む機会が用意されます。

今回確定したのは出場枠の構成であり、160人の選手名簿ではありません。 国際予選の開催地や、日本の選手が参加できる具体的な予選については、今後の大会要項が必要です。Challenge TourとDevelopment Tourの「上位4人」も、今回の告知だけではランキングの基準日まで分かりません。

アマチュア8枠は、公式発表で経路の表記が異なる

アマチュア枠の人数はPDCとPDC Europeの両発表で8人です。一方、対象となる大会名には違いがあります。

発表元 アマチュア枠の説明
PDC PDC Europe Startから8人
PDC Europe Next GenとPDCE Startの2リーグから合計8人

PDC Europeの説明は、2リーグからそれぞれ8人という意味ではありません。合計8枠であることは一致していますが、リーグごとの配分や選考方法は追加発表待ちです。

出場を目指す場合は、大会名の「Open」だけで自由に申し込めると判断せず、資格を得るための大会と申込条件を確認してください。PDCは予選大会の詳細を後日発表するとしています。

8ボードを同時に使い、会場内を移動して観戦

会場では8ボードが同時に稼働し、観客がボード間を移動して試合を見られる予定です。主催者はUK Openを参考に、異なる出場経路の選手が同じ舞台で競う大会として紹介しています。

観客向けにはビアガーデンや体験企画なども案内されています。ただし、「UK Openを参考にする」という説明だけで、抽選方法や各ラウンドのレッグ数も同じになるわけではありません。今回発表された観戦方式と、競技の細則は分けて見る必要があります。

Salzburgarenaで行われるこのEuropean Openは、各地を巡るEuropean Tourや、ドルトムント開催のEuropean Championshipとは別大会です。2027年の欧州大会拡大の記事では、それぞれの人数や賞金の変更をまとめています。

11月12日に先行販売、13日に一般販売

項目 発表された内容
開催日 2027年6月18日(金)〜20日(日)
開催地・会場 オーストリア・ザルツブルク/Salzburgarena
チケット先行販売 2026年11月12日
一般販売 2026年11月13日
金曜・土曜の券種 日単位のチケット
日曜の券種 セッション別のチケット

販売開始日の案内はありますが、時刻は今回のPDC発表に記載されていません。日本から購入する場合は、PDC Europeの大会ページで販売時刻と対象セッションを確認してください。特に最終日は、1枚で終日見られる券種とは限りません。

大会は6月10〜13日のWorld Cup of Dartsに続く週末に配置されています。年間の予定を見比べたい方は、2027年PDCカレンダーも参照できます。

出典

2026年10月15日確認。出場枠と販売予定は10月14日付の発表に基づきます。