プレミアリーグダーツNight 12が4月23日、イングランド・リバプールのM&S Bank Arenaで開催された。ルーク・リトラーが決勝でジョニー・クレイトンを6-1で圧倒し今季4勝目。準決勝ではMvGが107.54平均+9本の180を叩き出したがリトラーが6-5で死闘を制するという歴史的な激戦となった。
決勝:リトラー 6-1 クレイトン
決勝戦はリトラーがスタートから爆発し、1ナイトを通して平均104.54を叩き出す圧倒的なパフォーマンス。開幕戦でプライスを、Night 10でMvGを倒して首位独走中のクレイトンも、今夜のリトラーは止められなかった。リトラーは今シーズン4度目のナイト優勝を達成し、首位クレイトンとの差を詰めた。
リバプールの観客はリトラーに敵対的な反応を見せていたが、リトラーは自身のプレーでそれを見事に封じた。
準決勝 — MvG vs リトラーの死闘
| 勝者 | スコア | 敗者 | 特記 |
|---|---|---|---|
| ルーク・リトラー | 6-5 | マイケル・ファン・ガーウェン | MvG平均107.54、9×180を記録するも敗北 |
| ジョニー・クレイトン | 6-5 | ガン・ファン・ヴェーン | 接戦、最終レッグで決着 |
MvGの107.54平均+9本180は、このラウンドが Best of 11 であることを考えると驚異的な数字。それでも勝てなかった点、そしてリトラーが跳ね返したという点で、プレミアリーグ史に残る激戦となった。最終レグはリトラーが決めて勝ち上がり。
準々決勝 — van Veen がプライスを撃破
| 勝者 | スコア | 敗者 |
|---|---|---|
| ガン・ファン・ヴェーン | 6-4 | ガーウィン・プライス |
| ジョニー・クレイトン | 6-5 | スティーヴン・バンティング |
| マイケル・ファン・ガーウェン | 6-3 | ジョシュ・ロック |
| ルーク・リトラー | 6-2 | ルーク・ハンフリーズ |
最大のサプライズはvan Veen vs プライス。欧州GP優勝の勢いで臨んだプライスだったが、PL最下位争い中の van Veen にまさかの敗退。van Veen は準決勝でクレイトンに 5-6 で惜敗するも、価値ある2勝分のポイントを獲得した。
リトラー vs ハンフリーズの現・前世界王者対決はリトラーが 6-2 で快勝。バンティングは地元リバプールで1勝を挙げたかったところだが、クレイトンに5-6の接戦で敗退。
ハイライト
1. リトラーのリバプール凱旋
リトラーは入場時にリバプールの観客から敵対的な反応を受けたが、「ファンの声が後押しになった」と語り、一夜を通じて圧巻のパフォーマンスを披露。ハンフリーズに 6-2、MvGに 6-5、クレイトンに 6-1 の3連勝。
2. MvG 驚異のSF平均107.54+9本180
MvGは準決勝で平均107.54、9本の180を達成しながらも、リトラーに最終レグで敗退。「このラウンドは負けたが、あのパフォーマンスに近いレベルを維持できれば、すぐに結果が出るだろう」と前向きな言葉を残した。
3. van Veenのプライス撃破
PL最下位(Night 11終了時点)のvan Veenが、欧州GP優勝ホットなプライスを 6-4 で撃破。地元オランダでのリバプール観客の熱狂とは別の場所ながら、van Veenにとっては復調の兆し。
現在のリーグ順位(Night 12終了時点)
| 順位 | 選手 | ポイント | Night 12 結果 |
|---|---|---|---|
| 1 | ジョニー・クレイトン | 32 | 準優勝(+3) |
| 2 | ルーク・リトラー | 29 | 🏆 優勝(+5) |
| 3 | ガーウィン・プライス | 19 | QF敗退 |
| 4 | マイケル・ファン・ガーウェン | 18 | SF敗退(+2) |
| 5 | ガン・ファン・ヴェーン | 14 | SF進出で順位UP(+4) |
| 6 | ルーク・ハンフリーズ | 13 | QF敗退(順位DOWN) |
| 7 | スティーヴン・バンティング | 12 | QF敗退 |
| 8 | ジョシュ・ロック | 11 | QF敗退 |
注目すべきはガン・ファン・ヴェーンの5位浮上。Night 11終了時点で最下位だったvan Veenが、QFでプライスを撃破しSFまで進出。一気に4ポイント獲得してハンフリーズを抜き去り5位に。プレーオフ進出ライン(4位 MvG 18点)まで4点差まで詰めた。一方ハンフリーズは5位から6位に転落、トップ4まで5点差。
次戦Night 13は4月30日開催予定。