Ross Smithが欧州選手権の決勝でMartin Schindlerを11–8で破り、2022年以来2度目の優勝を飾りました。 現地10月25日、日本時間26日朝に決着したDortmundでの最終日。Smithは優勝賞金15万ポンドを獲得し、PDCによると世界ランキング6位へ上がりました。

Schindlerは地元ドイツで決勝まで進み、準優勝によってGrand Slam of Dartsの出場権を獲得。前日に平均114.47を記録したLuke Littlerは、準々決勝でKrzysztof Ratajskiに敗れました。

Smithが大きく先行、Schindlerの追い上げを振り切る

決勝はBest of 21、11レッグ先取。序盤は互いにスローを守って2–2としましたが、そこからSmithが6レッグを連取し、8–2までリードを広げました。

Schindlerも116、127のフィニッシュを決めて反撃。終盤まで粘りましたが、Smithが最後は自身5本目のマッチダーツを決め、11–8で勝利しました。2022年に初めてこの大会を制してから4年、同じDortmundで再びトロフィーを手にしています。

Smithは今年9月のWorld Series of Darts Finalsに続く主要大会優勝。PDCは今回を通算3つ目のPremierタイトルと伝えています。欧州選手権の複数回優勝者として、Michael van Gerwen、Phil Taylor、Rob Cross、Peter Wrightに続く選手となりました。

準々決勝から決勝までの全結果

準々決勝はBest of 19、10レッグ先取。準決勝と決勝はBest of 21、11レッグ先取です。

ラウンド 選手 獲得レッグ
準々決勝1 Ross Smith 10
準々決勝1 Luke Woodhouse 6
準々決勝2 Gerwyn Price 10
準々決勝2 Stephen Bunting 3
準々決勝3 Martin Schindler 10
準々決勝3 Jonny Clayton 1
準々決勝4 Krzysztof Ratajski 10
準々決勝4 Luke Littler 6
準決勝1 Ross Smith 11
準決勝1 Gerwyn Price 7
準決勝2 Martin Schindler 11
準決勝2 Krzysztof Ratajski 6
決勝 Ross Smith 11
決勝 Martin Schindler 8

RatajskiはLittlerに10–6で勝ち、準決勝へ進みました。前日の2回戦でLittlerが見せた平均114.47の快投から一転、準々決勝ではRatajskiが勝ち切っています。

PriceはBuntingを10–3で退け、SchindlerはClaytonに10–1。最終日はこの4人が準決勝を争いました。

SmithはPrice戦を逆転、SchindlerはClaytonに10–1

第1シードのSmithは、1回戦でKarel Sedlacekに6–4、2回戦でDamon Hetaに10–7。最終日の準々決勝ではWoodhouseを10–6で破り、PDCの報告では平均107台を記録しました。

準決勝のPrice戦では1–4と先行されながら11–7で逆転。今大会で3度目となった自身のテレビ主要大会決勝も制し、その3決勝での全勝を維持しました。第1シードが欧州選手権を制するのは2017年以来です。

一方、第31シードのSchindlerは、1回戦で第2シードWessel Nijmanとの最終レッグを制し、2回戦ではJermaine Wattimenaに10–4で勝利しました。

準々決勝のClayton戦は10–1。平均103超で、ダブルを外したのは5本だけとPDCは伝えています。準決勝ではRatajskiを11–6で破り、ドイツ選手として初めてPDC主要大会の決勝へ進みました。

Smithは世界6位、SchindlerはGrand Slamへ

Smithの優勝賞金は15万ポンド。PDCの大会終了報告では、世界ランキング6位への浮上が案内されています。Schindlerも世界20位となり、準優勝によって11月のGrand Slam出場権を手にしました。

Grand Slamは複数の経路から出場者を選ぶ大会です。Schindlerの資格獲得は確定しましたが、これで出場者全員が決まったわけではありません。以前の資格一覧は10月12日発表時点のGrand Slam記事に残しています。

欧州選手権の当初ドローと日程は大会ガイド、準々決勝と最終セッションの公式映像は10月26日のYouTubeまとめをご覧ください。

出典

2026年10月26日朝確認。ランキングはPDCの大会終了報告に基づきます。最終日の全7試合は上記3つの公式掲載で一致しています。