World Darts Federation(WDF)は、WDF世界選手権の暫定出場者リストを2026年9月6日時点へ更新しました。日本勢は引き続き、オープンに畦元隆成有原竜太、女子に大内麻由美が掲載されています。

ただし、3人の掲載理由は同じではありません。畦元と大内は2026 Steel Masters優勝者として記載され、9月6日版でも両選手にAsia ranking race tableが併記されています。有原はアジア地域ランキング枠の暫定対象です。この記事では、大会優勝で得た資格と、シーズン終了まで変動し得るランキング表示を分けて確認します。

発表の概要

WDF公式発表によると、2026年WDF世界選手権への出場資格を得た選手は計27人です。一方、オープン、女子、ユース、女子ユースを合わせて、残り63枠はまだ決まっていません。公式ページに並ぶ全選手が確定済みという意味ではありません。

今回の一覧は、2026年9月6日時点の大会優勝者、WDFの各ランキング、地域別ランキングを現在の資格基準に当てはめたものです。WDFはシーズン終了日の11月2日まで毎週更新すると説明しています。

区分 本戦枠 主な選考方法
オープン 48 Race Ranking上位、Gold・Platinum大会優勝者、地域ランキング、最終予選
女子 24 Women’s Race Ranking上位、Gold・Platinum大会優勝者、地域ランキング、最終予選
ユース 12 世界選手権・World Masters優勝者、ランキング上位、最終予選
女子ユース 6 世界選手権・World Masters優勝者、ランキング上位、最終予選

「暫定出場者」という見出しでも、一覧内には大会優勝により資格を得た選手と、現時点のランキング順位を当てはめた選手が混在しています。全員を一律に「出場決定」と表現しないことが重要です。

日本勢3人の掲載区分

選手 部門 WDF公式一覧の区分 9月6日時点の扱い
畦元隆成(Ryusei Azemoto) オープン Gold & Platinum event winners Steel Masters優勝、アジア地域ランキングの表示
有原竜太(Ryuta Arihara) オープン Regional Ranking Race Table Qualifiers アジア地域ランキング枠の暫定対象
大内麻由美(Mayumi Ouchi) 女子 Gold & Platinum Event Winners Steel Masters優勝、アジア地域ランキングの表示

WDF公式ページは選手名を英字で掲載しています。本記事の「畦元隆成」は、JAPAN公式選手名鑑の「畦元 隆成|Ryusei Azemoto」と照合しました。有原竜太と大内麻由美も国内公式大会で用いられている表記に合わせています。

畦元はオープンのGold・Platinum大会優勝者欄で21番目、大内は女子の同じ区分で9番目に記載されています。両選手には「2026 Steel Masters winner」と、資格につながった大会名が明記されています。9月6日版では、どちらにも「Asia ranking race table」が併記されています。

有原はオープンの地域ランキング枠に26番目として掲載され、注記は「Asia ranking race table」です。この区分は9月6日時点のランキングを資格基準に当てはめた暫定欄であり、WDFが今後も毎週更新するとしている対象です。

オープン部門の状況

オープン部門は48枠です。WDF Race Rankingの上位16人、Gold・Platinum大会優勝者、各地域ランキングの対象者、Race Tableからの追加枠、最終予選通過者で構成されます。

9月6日版では、Race Ranking上位16人の先頭にMitchell Lawrie、Jenson Walker、Paul Krohneが並び、World Masters優勝者のChris Limも掲載されています。アジア地域ランキング枠では、有原に加えてフィリピンのChristian De Los Reyesが暫定対象です。

大会優勝者欄には、Pacific Masters優勝者のBlake Hatchett、Philippines Open優勝者のTerry Jun Hao Tanらが掲載されています。最終予選枠にはBerry PaterとLiam Maendl-Lawranceが入っていますが、Hungarian Masters優勝者と11月1日に行われる2回目の最終予選2枠は未確定です。ランキング枠もシーズン終盤まで動くため、現段階で48人の出場者が確定したわけではありません。

女子部門の状況

女子部門は24枠で、Women’s Race Ranking上位8人、大会優勝者、地域ランキング、Race Table、最終予選から選ばれます。

9月6日時点の上位欄では、2025年世界選手権、2026 Las Vegas Open、Denmark Open、Toronto Area Openの優勝者としてDeta Hedmanが掲載されています。World Masters優勝者はGemma Hayterです。大内はSteel Masters優勝者として、オーストラリアのChristine Richardson、フィリピンのLovely Mae Orbetaと同じ大会優勝者区分に入り、アジア地域ランキングの表示も併記されています。

女子もHungarian Masters優勝者と最終予選の残り1枠が未確定です。地域ランキングとRace Tableの対象者を含め、最終的な出場者一覧は今後の公式更新で確認する必要があります。

未確定枠と今後の日程

WDFは、世界選手権の2回目の最終予選を2026年11月1日にLakesideで実施すると案内しています。暫定出場者ページの更新は翌11月2日まで続く予定です。

次のWDFランキング対象大会は9月10日から13日に行われます。インドでは、同国初のWDFランキング大会となるSilver格のIndia Openが予定されています。公式発表は、このほかカナダ、ハンガリー、イタリア、ニュージーランド、米国での大会を案内しています。ランキング枠はこれらの結果でも変わり得るため、9月6日版を最終出場者一覧として扱わないでください。

日本勢については、畦元と大内の大会優勝による掲載、有原のアジア地域ランキング枠という違いを保ったまま、次回以降の更新を確認します。WDFが最終一覧を公表した段階では、暫定表からの変更点を別途整理します。

国内ツアーでは、有原が9月5日のJAPAN大阪で優勝、大内が同日のPERFECT京都で準優勝しました。国内大会の結果と、WDFが示す世界選手権の資格区分は分けて掲載しています。

出典

訂正・更新履歴

  • 2026年9月7日:WDF公式の9月6日時点版へ更新。日本勢3人の資格区分と27人・残り63枠の説明を再確認し、9月10〜13日のランキング対象大会、国内の大阪・京都結果への案内を反映しました。
  • 2026年9月1日:WDF公式の8月30日時点版へ更新。日本勢3人の継続掲載、畦元隆成・大内麻由美へのアジア地域ランキング表示、次回ランキング対象大会を反映しました。
  • 2026年8月27日:WDF公式の8月23日時点版へ更新し、日本勢3人の掲載継続、新たな大会優勝者・最終予選通過者、次回ランキング対象大会を反映しました。