World Darts Federation(WDF)は、2026年8月9日時点のWDF世界選手権暫定出場者を公表しました。日本勢はオープンに畦元隆成と有原竜太、女子に大内麻由美が掲載されています。
ただし、3人の掲載理由は同じではありません。畦元と大内は2026 Steel Masters優勝者として記載され、有原はアジア地域ランキング枠の暫定対象です。この記事では、すでに大会優勝で得た資格と、シーズン終了まで変動し得るランキング枠を分けて確認します。
発表の概要
WDF公式発表によると、フィリピン・オープン終了後の時点で、2026年WDF世界選手権への出場資格を得た選手は計27人です。一方、オープン、女子、ユース、女子ユースを合わせて、残り63枠はまだ決まっていません。
今回の一覧は、2026年8月9日時点の大会優勝者、WDFの各ランキング、地域別ランキングを現在の資格基準に当てはめたものです。WDFはシーズン終了日の11月2日まで毎週更新すると説明しています。
| 区分 | 本戦枠 | 主な選考方法 |
|---|---|---|
| オープン | 48 | Race Ranking上位、Gold・Platinum大会優勝者、地域ランキング、最終予選 |
| 女子 | 24 | Women’s Race Ranking上位、Gold・Platinum大会優勝者、地域ランキング、最終予選 |
| ユース | 12 | 世界選手権・World Masters優勝者、ランキング上位、最終予選 |
| 女子ユース | 6 | 世界選手権・World Masters優勝者、ランキング上位、最終予選 |
「暫定出場者」という見出しでも、一覧内には大会優勝により資格を得た選手と、現時点のランキング順位を当てはめた選手が混在しています。全員を一律に「出場決定」と表現しないことが重要です。
日本勢3人の掲載区分
| 選手 | 部門 | WDF公式一覧の区分 | 8月9日時点の扱い |
|---|---|---|---|
| 畦元隆成(Ryusei Azemoto) | オープン | Gold & Platinum event winners | 2026 Steel Masters優勝者として掲載 |
| 有原竜太(Ryuta Arihara) | オープン | Regional Ranking Race Table Qualifiers | アジア地域ランキング枠の暫定対象 |
| 大内麻由美(Mayumi Ouchi) | 女子 | Gold & Platinum Event Winners | 2026 Steel Masters優勝者として掲載 |
WDF公式ページは選手名を英字で掲載しています。本記事の「畦元隆成」は、JAPAN公式選手名鑑の「畦元 隆成|Ryusei Azemoto」と照合しました。有原竜太と大内麻由美も国内公式大会で用いられている表記に合わせています。
畦元はオープンのGold・Platinum大会優勝者欄で20番目、大内は女子の同じ区分で10番目に記載されています。両選手には「2026 Steel Masters winner」と、資格につながった大会名が明記されています。
有原はオープンの地域ランキング枠に25番目として掲載され、注記は「Asia ranking race table」です。この区分は8月9日時点のランキングを資格基準に当てはめた暫定欄であり、WDFが今後も毎週更新するとしている対象です。
オープン部門の状況
オープン部門は48枠です。WDF Race Rankingの上位16人、Gold・Platinum大会優勝者、各地域ランキングの対象者、Race Tableからの追加枠、最終予選通過者で構成されます。
8月9日版では、畦元のほか、World Masters優勝者のChris Lim、Race Ranking上位のMoreno Blom、ニュージーランドのHaupai PuhaやJonny Tataなどが掲載されています。アジア地域ランキング枠では、有原に加えてフィリピンのChristian De Los Reyesが暫定対象です。
WDFの一覧には、今後決まるHungarian Masters優勝者と最終予選2枠が空席として示されています。ランキングによる枠もシーズン終盤まで順位が動く可能性があるため、現段階で48人の出場者が確定したわけではありません。
女子部門の状況
女子部門は24枠で、Women’s Race Ranking上位8人、大会優勝者、地域ランキング、Race Table、最終予選から選ばれます。
8月9日時点の上位欄では、2025年世界選手権、2026 Las Vegas Open、Denmark Open、Toronto Area Openの優勝者としてDeta Hedmanが掲載されています。World Masters優勝者はGemma Hayterです。大内はSteel Masters優勝者として、ニュージーランドのNicole Regnaud、オーストラリアのChristine Richardson、フィリピンのLovely Mae Orbetaと同じ大会優勝者区分に入っています。
女子もHungarian Masters優勝者と最終予選の残り1枠が未確定です。地域ランキングとRace Tableの対象者を含め、最終的な出場者一覧は今後の公式更新で確認する必要があります。
未確定枠と今後の日程
WDFは、世界選手権の2回目の最終予選を2026年11月1日にLakesideで実施すると案内しています。暫定出場者ページの更新は翌11月2日まで続く予定です。
次のWDFランキング対象大会は8月14日から16日にかけて行われます。公式発表では、International Youth Challenge Germany、イングランドのYouth Grand Prix、米国のSilverランク大会「DPFL Live Event」が挙げられています。
日本勢については、畦元と大内の大会優勝による掲載、有原のアジア地域ランキング枠という違いを保ったまま、次回以降の更新を確認します。WDFが最終一覧を公表した段階では、暫定表からの変更点を別途整理します。
国内ツアーでの有原の直近成績は、JAPAN 2026 STAGE8福島の結果にまとめています。大内の国内大会成績は、PERFECT 2026第11戦石川の記事から確認できます。
出典
- WDF公式|2026 WDF World Championships Provisional Qualifiers(2026年8月11日確認)
- WDF公式|Lakeside to host last 2026 WDF World Championship Qualifiers(2026年8月11日確認)
- JAPAN公式選手名鑑|畦元 隆成(Ryusei Azemoto)(2026年8月11日確認)