2026年Mr Vegas Grand Slam of Dartsは、11月14〜22日、英国のWV Active Aldersleyで開催されます。今年は出場者が48人へ拡大。PDCが10月7日に公表した資格一覧では、29人の出場が確定しています。

新たに加わったのは、世界ユース選手権で決勝へ進んだCam CrabtreeとJan Schmidtです。一方、Players Championshipで優勝したHenry Coatesは、まだ確定組には入っていません。この記事では10月7日発表時点の資格を、確定選手と今後の選考に分けて整理します。

大会は11月14〜22日、賞金総額100万ポンド

項目 内容
大会 2026 Mr Vegas Grand Slam of Darts
日程 11月14日(土)〜22日(日)
会場 WV Active Aldersley、ウォルヴァーハンプトン
出場人数 48人
賞金総額 100万ポンド

出場権はランキング上位だけで決まるわけではありません。指定された主要大会の優勝・準優勝、世界ユース、各ツアーの年間成績など複数の経路があり、同じ選手が複数の条件を満たす場合もあります。資格一覧の行数と、実際に出場する人数は一致しません。

10月7日のPDC発表で確定した29人

以下はPDCが確定者として番号を付けた選手です。表の経路は主なものを一つずつ示しています。組み合わせやシード順ではありません。

選手 主な出場経路
Luke Littler 世界選手権優勝など
Luke Humphries World Grand Prix優勝など
Ross Smith World Series of Darts Finals優勝
Gian van Veen 世界選手権準優勝など
Gerwyn Price World Matchplay準優勝など
James Wade UK Open準優勝
Nathan Aspinall 2025 Players Championship Finals準優勝
Michael van Gerwen World Cup準優勝
Beau Greaves 2025世界ユース準優勝など
Cam Crabtree 2026世界ユース決勝進出
Jan Schmidt 2026世界ユース決勝進出
Sebastian Bialecki Development Tour年間首位
Joe Hunt Challenge Tour年間首位
Paolo Nebrida Asian Championship優勝
Adam Sevada North American Championship優勝
Wessel Nijman European Tour優勝者枠
Josh Rock European Tour優勝者枠
Luke Woodhouse European Tour優勝者枠
Krzysztof Ratajski European Tour優勝者枠
Chris Dobey Players Championship優勝者枠
Cameron Menzies Players Championship優勝者枠
Ryan Searle Players Championship優勝者枠
Jermaine Wattimena Players Championship優勝者枠
Rob Cross Players Championship優勝者枠
Kevin Doets Players Championship優勝者枠
Andrew Gilding Players Championship優勝者枠
Jeffrey de Graaf Players Championship優勝者枠
Gabriel Clemens Players Championship優勝者枠
Karel Sedlacek Players Championship優勝者枠

Littlerは前回王者として、Humphriesは直近のWorld Grand Prix優勝者として出場します。日本選手の名前は、この29人の一覧にはありません。ただし、ここに載っていないことを大会全体の最終的な出場可否と読み替えることはできません。

世界ユースは優勝を待たず、決勝進出で資格獲得

CrabtreeとSchmidtは10月5日の世界ユースで決勝進出を決め、Grand Slamの出場権も得ました。世界ユース決勝は11月29日で、Grand Slamの開催後です。決勝の勝者だけが出る仕組みではないため、タイトル決定を待つ必要はありません。

関連ツアーでは、Development Tour年間首位のBialeckiとChallenge Tour年間首位のHuntも初出場を決めています。世界選手権の資格とは選考条件が異なり、Development Tourの上位3人がそのままGrand Slamにも出場するという意味ではありません。

40人までの招待枠と、最低8人の最終予選

PDCとPDPAの資格案内は、まず指定主要大会の決勝進出者を最大24人、続いて世界ユースや関連ツアーなどから最大12人を招待する構成です。重複する選手がいるため、これだけで36人になるとは限りません。

残る招待枠は、総数40人に達するまでEuropean Tour優勝者、次にPlayers Championship優勝者の順で埋めます。同じ区分では優勝回数、次いでPDCランキングを使います。主要大会の資格とツアー優勝者枠は別に数えるのではなく、すでに資格を持つ選手を重複して招待しません。

CoatesはPlayers Championship優勝者ですが、その中でランキングが最も低いため、PDCは出場未確定と説明しています。残る大会で新しい資格獲得者が増えると招待枠に収まらない可能性があり、今回の表には含めていません。

さらに、11月6日にレスターでTour Card保持者予選が行われ、最低8人が出場権を得ます。事前資格の選手が40人に満たない場合は、48人を埋めるよう予選通過枠が増えると案内されています。

女子ツアー、欧州選手権などで残る資格が決まる

PDC発表の決定日 対象
10月11日 Women’s Series年間成績による資格
10月25日 European Championship優勝・準優勝
10月31日 ANZ Premier League優勝
11月6日 Tour Card保持者予選
11月8日 Nordic & Baltic Championship優勝

PDCの10月7日発表には、11月6日の予選と、それより後の11月8日に決まる資格が併記されています。現段階で「11月6日に全48人が確定する」とはせず、最終的な出場者一覧は主催者の発表を確認してください。

Women’s Seriesは10月10〜11日の最終4大会を残しています。関連ツアーの首位選手がすでに資格を持つ場合は、同ツアーの次の未資格選手へ招待が回るとPDCは説明しています。Greavesの年間首位確定と、女子ツアーから新たに誰が招待されるかは分けて見る必要があります。

出典