2026年World Grand Prix決勝は現地10月4日、日本時間10月5日未明に英国LeicesterのMattioli Arenaで行われ、Luke HumphriesがGerwyn Priceを6–4で破って優勝しました。Humphriesは0–3から逆転し、2023年以来2度目のタイトルと優勝賞金15万ポンドを獲得しています。

Priceが最初の3セットを取り、Humphriesが続く4セットを連取。4–4に並んだ後も試合は続き、最後の2セットをHumphriesが取り切りました。最終スコアだけでは分かりにくい流れを、各セットのレッグ数から整理します。

6セット先取の決勝、Humphriesが6–4で勝利

決勝はBest of 11 sets、6セット先取。各セットは3レッグ先取で、各レッグの得点開始と終了にダブルが必要なダブルイン・ダブルアウトで争われました。

選手 獲得セット 獲得レッグ 最終成績
Luke Humphries 6 21 優勝
Gerwyn Price 4 20 準優勝

レッグ合計はPDCが掲載したセット内訳から集計した数字です。21–20というレッグ数で勝敗を決める形式ではなく、6セットを先に取ったHumphriesが勝者です。

全10セットの内訳

下表のレッグスコアはすべてHumphries側を左にしています。勝者欄とスコアの左右が入れ替わることはありません。

セット レッグスコア セット勝者 終了時のセット数
第1 0–3 Price 0–1
第2 1–3 Price 0–2
第3 2–3 Price 0–3
第4 3–2 Humphries 1–3
第5 3–1 Humphries 2–3
第6 3–2 Humphries 3–3
第7 3–1 Humphries 4–3
第8 0–3 Price 4–4
第9 3–2 Humphries 5–4
第10 3–0 Humphries 6–4

第4セットで踏みとどまり、4セット連取

Priceは第1セットをレッグ数3–0で取り、第2・第3セットも連取しました。Humphriesは第3セットで2レッグを取ったものの、セットを奪えないまま0–3となりました。

試合が変わったのは第4セットです。Humphriesは最終レッグを105のチェックアウトで取り、1–3へ戻しました。その後は第5セットを3–1、第6セットを3–2、第7セットを3–1で獲得。4セット連続で取り、初めてセット数で前に出ました。

Priceも第8セットを3–0で返して4–4としました。第9セットではPriceがレッグ数2–1と先行しましたが、Humphriesが追いつき、最後は10投でブレイク。5–4と優勝まであと1セットに迫りました。

Humphriesは第10セットで相手にレッグを渡さず、最後を11投で締めました。0–3から一方的に押し切った試合ではなく、4–4で再び並ばれた後に競り勝った決勝でした。

Priceの132.62は試合全体ではなく第1セット

Priceは第1セットの3レッグを12投、10投、12投で取りました。PDCはこのセットの平均132.62をWorld Grand Prix史上最高のセット平均と伝えています。

501点を3レッグ、計34投で取り切った数字を3投平均に換算すると、1503×3÷34で約132.62になります。決勝全体の平均値とは区別して読む必要があります。

Humphriesは2023年の決勝でもPriceを破っており、今回は同じ相手から2度目の優勝を手にしました。

準決勝結果では、PriceがAspinallを5–2、HumphriesがWadeを5–3で破った2試合を掲載しています。準々決勝結果からは、4強が決まった日の試合も振り返れます。

10月5日のYouTubeまとめで紹介するPDC公式映像は準決勝ハイライトです。今回の決勝映像とは異なります。当初のカードと日程は大会組み合わせ記事、公式の最終結果は下記PDC・PDPAのページで確認できます。

出典