PDC Nordic & Balticの2026年Pro Tourは、9月26・27日にエストニア・Tallinnで行われた第11・12戦で全日程を終えました。年間ランキング1位のDaniel Larsson、2位のCor Dekkerが、2026/27 PDC世界選手権への出場を決めています。
最終週の優勝者はPetri RasmusとJonas Graversenで、いずれも同ツアー初優勝です。各大会の勝者と、年間成績で世界選手権へ進む選手は異なります。以下では決勝結果、年間順位、11月の選手権に残る出場枠を分けて紹介します。
最終週は2人の初優勝、決勝は6–5と6–4
会場はTallinnのNordic Forum Hotel。公式規定によるPro Tourの形式は全ラウンドBest of 11 legs、6レッグ先取です。下のスコアはセット数ではなくレッグ数です。
| 大会 | 選手 | 決勝獲得レッグ | 成績 |
|---|---|---|---|
| 第11戦・9月26日 | Petri Rasmus | 6 | 優勝 |
| 第11戦・9月26日 | Teemu Harju | 5 | 準優勝 |
| 第12戦・9月27日 | Jonas Graversen | 6 | 優勝 |
| 第12戦・9月27日 | Viktor Tingström | 4 | 準優勝 |
第11戦のRasmusは、決勝でHarjuに3–5とリードされながら逆転しました。主催者の大会報告では、Harjuが計6本のマッチダーツを逃した後、Rasmusが最終レッグを取り切ったと説明されています。
第12戦は、前日にベスト4へ進んだGraversenが頂点に立ちました。決勝の相手はTingströmで、どちらが勝っても初優勝となるカードでした。これにより、2026年の全12大会では10人が優勝を分け合っています。
年間1位Larssonは6,300ポイント、2位Dekkerは5,800
主催者の最終ランキング上位8人です。数値は公式表のPOINTS欄を掲載しています。
| 順位 | 選手 | 国 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 1 | Daniel Larsson | スウェーデン | 6,300 |
| 2 | Cor Dekker | ノルウェー | 5,800 |
| 3 | Jani Haavisto | フィンランド | 4,700 |
| 4 | Jonas Graversen | デンマーク | 4,500 |
| 5 | Oskar Lukasiak | スウェーデン | 4,500 |
| 6 | Darius Labanauskas | リトアニア | 4,100 |
| 7 | Viktor Tingström | スウェーデン | 3,700 |
| 8 | Petri Rasmus | フィンランド | 3,400 |
LarssonとDekkerの差は500ポイント。3位Haavistoと2位Dekkerの差は1,100ポイントです。GraversenとLukasiakは同点ですが、公式順位ではGraversenが上位。規定は同点時に直近の好成績を優先するとしており、最終第12戦ではGraversenが優勝しています。
年間上位2人がAlexandra Palaceへ
Larssonは第11戦で準決勝へ進み、年間上位2人から外れないことが確定。Dekkerも最終日に2位を確保しました。主催者発表は、両選手の2026/27世界選手権出場を明記しています。
3位のHaavistoは、この年間上位2人の枠には入りませんでした。ただし、ここで世界選手権へのすべての道が閉ざされたわけではありません。年間成績で決まる枠とは別に、11月のPDC Nordic & Baltic Championshipにも出場枠があります。
世界選手権の資格は複数のツアーから決まります。Challenge Tour年間結果では別の出場経路を紹介していますが、順位の基準や繰り下げ条件を北欧・バルトの規定と混同しないよう、それぞれの公式条件で確認する必要があります。
上位24人が11月6〜8日の選手権へ
年間上位24人は、デンマークのOdense Congress Centreで11月6〜8日に開催されるPDC Nordic & Baltic Championshipの対象です。最終24位はアイスランドのAlexander Thorvaldssonでした。
選手権優勝者には、世界選手権とGrand Slam of Dartsへの招待が用意されています。さらに公式規定は、選手権優勝者が年間上位2人に入っている場合、世界選手権枠を年間3位へ渡すと定めています。今回の最終順位では、その条件に該当する3位がHaavistoです。
これは世界選手権枠の条件であり、Grand Slamの招待も同じように繰り下がるとまでは書かれていません。選手権の勝者はまだ決まっていないため、現段階で3人目の世界選手権出場者を断定することはできません。
Pro Tourの全12戦は終了しましたが、選手権経由の枠は11月の結果で決まります。開催案内と結果はPDC Nordic & Baltic公式サイトで確認できます。
出典
- PDC Nordic & Baltic公式|最終週の大会報告(2026年9月30日確認)
- PDC Nordic & Baltic公式|2026年最終ランキング(2026年9月30日、全12戦反映を確認)
- PDC Nordic & Baltic公式|大会規定・2026/27世界選手権資格(2026年9月30日、6レッグ先取・同点順位・選手権枠の条件を確認)
- Australian Darts Association掲載・PDC報告|Larsson seals first on PDCNB ProTour(2026年9月30日、決勝結果と年間順位を照合)