2026年Winmau Challenge Tourの最終2大会が9月27日、英国WiganのRobin Park Leisure Centreで行われました。Joe HuntがEvent 23を制して年間1位となり、2位Derek Coulsonとともに2027・2028年のTour Cardを獲得しています。

世界選手権については、Hunt、Coulson、3位Tommy Morrisの出場が公式大会報告で示されました。一方、4位Daniel KloseはHuntがProTourランキング経由で出場した場合に繰り下がりで出場するという条件付きです。年間4位になった時点で出場確定とは扱いません。

Event 23はHunt、Event 24はWilliamsが優勝

最終日の決勝は次の通りです。スコアはレッグ数で、いずれも5レッグを取った選手が優勝しています。

  • Event 23:Joe Hunt 5–1 Jack Tweddell
  • Event 24:Patrik Williams 5–3 Jack Aldridge

HuntはEvent 23でシーズン5勝目を挙げ、年間ランキング首位を確定させました。優勝までの過程には、2位を争っていたCoulsonとの1回戦もあり、Huntが5–0で勝利。その後のNathan Rafferty戦では平均109.56を記録して5–1で勝っています。

最終戦のEvent 24を制したWilliamsは、Challenge Tour初優勝でした。同じ日の大会でも、年間1位を確定したHuntと、最終大会の勝者Williamsは別の選手です。

上位2人にTour Card、3位Morrisも世界選手権へ

PDC配信の大会報告が示した年間上位4人と、それぞれの出場権の状況を整理しました。

年間順位 選手 公式報告で示された内容
1 Joe Hunt 2027・2028年Tour Card、Grand Slam初出場、世界選手権出場
2 Derek Coulson 2027・2028年Tour Card、世界選手権初出場
3 Tommy Morris 世界選手権出場
4 Daniel Klose HuntのProTour経由出場による繰り下がり待ち

Coulsonは最終日の2大会でいずれも初戦敗退でしたが、年間2位を守りました。最終日の勝敗だけでなく、シーズンを通したランキングでTour Cardの獲得者が決まります。

Kloseの世界選手権出場には条件が残る

PDPAの2026年Challenge Tour案内では、世界選手権へ上位3人を招待し、その選手が別の経路で出場権を得た場合などは、ランキングの次順位へ枠を繰り下げると説明しています。

同案内が示す出場経路の優先順位は、メインランキング、ProTour、Development Tour、Challenge Tourの順です。HuntがProTour経由で出場すれば、Challenge Tourの3枠目が4位Kloseへ移ります。

ここで分けておきたいのは、Hunt自身の世界選手権出場は確保されている一方、どの経路で出場するかがKloseに関係するという点です。

9月28日付のPDC配信記事は、Kloseについて明確に条件付きで説明しています。Kloseの出場可否は、この条件が確定した後に更新します。

Tour Cardと世界選手権出場枠を分けて読む

今回HuntとCoulsonが得たTour Cardの対象は2027・2028年です。世界選手権は2026/27年大会の出場権で、同じ年のランキングから得られる権利でも対象と期間が異なります。

したがって、3位Morrisの世界選手権出場を、同じ順位によるTour Card獲得と読み替えることはできません。4位Kloseが繰り下がりで世界選手権に出場する場合も、今回の上位2人のTour Cardが移るという話ではありません。

確認先はProTourの出場資格と公式出場者発表

今後確認するのは、HuntのProTour経由の資格と、それを受けた世界選手権の出場者発表です。順位表の上位4人をそのまま全員「出場決定」と並べず、確定した経路に合わせて更新します。

国内の出場権については、Steel Tour Japan 2026最終結果で酒井素の出場権と別枠の繰り下がりを紹介しています。出場枠の扱いは大会ごとに条件が異なるため、Challenge Tourの規定とは分けて確認してください。

出典

PDPA案内のTour Card段落には古い年次表記が残っているため、2027・2028年の獲得者は今回のPDC大会報告を根拠としています。