PDC Women’s Seriesは10月11日、ウィガンのRobin Park Leisure Centreで最終第23・24戦を行い、Beau Greavesが両大会を制しました。前日の2勝と合わせて週末4大会を制覇し、2026年は全24大会中17勝。ツアー通算優勝数は63に伸びています。
出場権争いでは、Vicky Pruimが世界選手権の最後のWomen’s Series枠を獲得。Lisa AshtonのGrand Slam of Darts出場も、シーズン終了後の公式結果で確定しました。
決勝はGoffordに5–3、Fochesatoに5–2
決勝はいずれも5レッグ先取。Greavesは第23戦でJade Gofford、第24戦でAurora Fochesatoを破りました。
| 大会 | 選手 | 決勝の獲得レッグ |
|---|---|---|
| 第23戦 | Beau Greaves | 5 |
| 第23戦 | Jade Gofford | 3 |
| 第24戦 | Beau Greaves | 5 |
| 第24戦 | Aurora Fochesato | 2 |
GoffordはLaura Turner、Rhian O’Sullivan、Ashtonを破り、Women’s Seriesで初めて決勝に進みました。Ashtonとの準決勝は5–2。決勝ではGreavesが中盤に12、13、14ダーツと3レッグを続けて取り、平均101を超える成績で勝利しました。
第24戦のFochesatoは、Women’s Series決勝に進んだ初のイタリア選手です。準々決勝でAoife McCormackを5–2、準決勝ではPruimを5–4で破りました。Greavesは準々決勝でRebecca Allenを5–1、準決勝でKirsty Hutchinsonを5–0と下しています。
第23戦の平均98.75は、優勝までの大会平均の記録
Greavesは第23戦の7試合を通じて平均98.75を記録しました。PDCはこれをWomen’s Series史上、優勝時の大会平均として最高の数字としています。1試合だけの最高平均を更新したという意味ではありません。
最初の4試合はいずれも4–0。Jody Hancock戦で平均100.2、Steph Clarke戦で103.66を記録しました。準々決勝ではGemma Hayterを5–2、準決勝ではFallon Sherrockを5–1で破り、Sherrock戦の平均は102.56でした。
第24戦でも、Greavesが大会を通じて失ったレッグは3本だけでした。準々決勝で1本、決勝で2本を落としたほかは、レッグを与えずに勝ち進んでいます。
Pruimが世界選手権へ、AshtonはGrand Slam出場確定
最終日の結果を受け、PruimがWomen’s Seriesランキング経由の最後の世界選手権枠を獲得しました。PDCによると、Alexandra Palaceでの世界選手権に出場するスウェーデン女子選手は初めてです。
PDCの最終結果記事は、世界選手権に出場する選手として次の5人を挙げています。資格経路の違いがあるため、この5人をすべて同じランキング枠からの出場者と数えるものではありません。
| 選手 | 最終結果記事での案内 |
|---|---|
| Vicky Pruim | Women’s Series経由の最後の出場枠を獲得 |
| Beau Greaves | 世界選手権出場選手として掲載 |
| Lisa Ashton | 世界選手権出場選手として掲載 |
| Fallon Sherrock | 世界選手権出場選手として掲載 |
| Gemma Hayter | 世界選手権出場選手として掲載 |
Ashtonは、Women’s SeriesランキングでGrand Slamの資格をまだ持たない選手のうち最上位となり、Greavesとともに11月の同大会へ進みます。
10月10日の結果については、PDCがAshtonの年間2位・Grand Slam出場を確定とした当初の記載を、確定に近づいたという表現に修正しています。本記事の出場確定は、10月11日の最終日終了後の発表に基づきます。 第21・22戦の記事でも、この時点の違いを訂正しています。
Greavesは今季17勝、来季の参加はランキング条件による
Greavesは今季24大会中17大会で優勝し、最終週の4大会をすべて取りました。一方で、GoffordとFochesatoがそれぞれ初の決勝へ進んだ最終日でもありました。
来季についてPDCは、Greavesが世界ランキング上位64人に定着した場合、2027年のWomen’s Seriesには出場できないと説明しています。条件付きの案内であり、現時点で同シリーズからの引退を表明したわけではありません。
当初の開催日程・申込条件は最終週の大会案内、11月の大会に向けた資格経路はGrand Slamの10月7日時点の案内に掲載しています。
出典
2026年10月12日確認。成績と資格は現地10月11日の第24戦終了時点です。