2026 World Series of Darts Finalsの出場者32人が決まりました。8月24日にLeicesterで行われたTour Card Holder QualifierをCallan Rydz、Rob Cross、Kevin Doets、Karel Sedláčekが通過し、最後の4枠を獲得しています。

本大会は9月17日から20日まで、オランダ・AmsterdamのAFAS Liveで開催されます。日本からは、World Series Order of Merit経由で酒井素が出場者に入りました。

9月16日に再確認した最新日程では、欠場と代替出場により3人が入れ替わっています。Man Lok Leungは体調不良で欠場し、Dirk van Duijvenbodeが代替。Lourence IlaganとAlexis ToyloもSchengen査証の判断が間に合わず欠場し、Daryl GurneyとMaik Kuivenhovenが出場します。人数は32人のままです。

9月18日にPDPAページを再確認したところ、1回戦・2回戦ともにvan Duijvenbode、Gurney、Kuivenhovenへの代替出場が反映され、以前残っていたLeung、Ilagan、Toyloの旧表示は見当たりません。1回戦は全16試合が終了し、酒井素はRydzに6-5で勝利。初日結果と2日目結果に分けて掲載しています。以下は大会開始時の32人の出場者一覧です。

91人から最後の4人が決定

最終予選には91人が出場し、それぞれの山を勝ち抜いた4人が本大会への出場権を手にしました。決定戦はいずれも先に6レッグを取る形式です。

決定戦は次の4試合です。

  • Callan Rydz 6-2 Daryl Gurney(Rydzが本大会初出場)
  • Rob Cross 6-3 Dirk van Duijvenbode(Crossが8回目の出場)
  • Kevin Doets 6-3 Maik Kuivenhoven(Doetsが3年連続出場)
  • Karel Sedláček 6-4 Owen Bates(Sedláčekが本大会初出場)

Rydzは5試合を勝ち抜き、最後にGurneyを6-2で破りました。CrossはPeter Wrightとの最終レッグまでもつれた試合を越え、決定戦ではvan Duijvenbodeに6-3で勝利しています。

地元オランダのDoetsはRicky Evans戦で4-5から逆転し、その後Andrew Gilding、Maik Kuivenhovenを下しました。チェコのSedláčekはOwen Batesとの決定戦で平均105.22を記録。6-4で勝って初出場を決めました。

一部の二次資料にはSedláčekの決定戦の相手をDoetsとする表記がありますが、両者は別の出場枠を同時に獲得しています。Sedláčekの決定戦の相手はOwen Batesです。

World Series Finals出場者32人

シード選手

シード 選手
1 Michael van Gerwen
2 Gerwyn Price
3 Luke Littler
4 Luke Humphries
5 Gian van Veen
6 Jonny Clayton
7 James Wade
8 Stephen Bunting

前年王者van Gerwenが第1シードです。2026年のWorld Series各大会で獲得したポイントに基づく上位8人で、Littler、Humphries、Priceらもここに入っています。

World Series Order of Merit枠と代替出場

選手
Nathan Aspinall
Brody Klinge
Josh Rock
Damon Heta
Raymond Smith
Danny Noppert
Adam Leek
Dirk van Duijvenbode(代替出場)
Jim Long
Viktor Tingström
Ross Smith
Ben Robb
酒井素(Motomu Sakai)
Simon Whitlock
Daryl Gurney(代替出場)
Maik Kuivenhoven(代替出場)

この16枠にはWorld Seriesの海外大会に出場した各地域の選手も含まれます。Australian Darts Mastersで決勝へ進んだBrody Klinge、PDC Asian Tourで実績を重ねた酒井素らがAmsterdamに集まりました。van Duijvenbode、Gurney、Kuivenhovenは当初この16枠に入っていませんでしたが、欠場者の代替として本戦へ入りました。

酒井は2026年PDC Asian Tour Event 17優勝後の記事でも取り上げています。酒井素がPDC Asian Tour 17で優勝もあわせて確認できます。

PDC Order of Meritと最終予選から出場

選出経路 選手
PDC Order of Merit Jermaine Wattimena
PDC Order of Merit Ryan Searle
PDC Order of Merit Wessel Nijman
PDC Order of Merit Chris Dobey
Tour Card Holder Qualifier Callan Rydz
Tour Card Holder Qualifier Rob Cross
Tour Card Holder Qualifier Kevin Doets
Tour Card Holder Qualifier Karel Sedláček

上の8人を加えると出場者は32人です。当初の枠はWorld Series Order of Meritの8シードと16人、PDC Order of Merit経由の4人、最終予選通過4人という内訳でした。現在はOrder of Merit枠の欠場3人をリザーブ3人が補っています。

同じ32人でも選出経路が異なる

World Series Finalsは招待大会で、通常のランキング大会と同じ選出方法ではありません。当初は2026年のWorld Seriesで上位に入った8人がシードとなり、さらに同ランキングから16人、PDC Order of Meritから4人、Tour Card Holder Qualifierから4人が入る構成でした。欠場後も大会の32枠は維持され、リザーブが空いた枠を補います。

そのため、最終予選で敗れた選手がすべて本大会を逃したわけではありません。van Duijvenbode、Gurney、Kuivenhovenは最終予選の出場権決定戦で敗れましたが、その後に欠場者が出たことでリザーブから代替出場しました。Cross、Rydz、Doets、Sedláčekが最終予選を通過した事実は変わりません。

9月17~20日にAmsterdamで開催

項目 内容
大会 2026 World Series of Darts Finals
開催日 2026年9月17日(木)~20日(日)
会場 AFAS Live
都市 Amsterdam、オランダ
出場者 32人
賞金総額 45万ポンド
優勝賞金 10万ポンド
前年王者 Michael van Gerwen

Matchroomは2026年からWorld Series of Darts Finalsの賞金総額を5万ポンド増額すると発表しています。前年の40万ポンドから45万ポンドとなり、最新の大会報道では優勝賞金10万ポンドとされています。

一部の大会案内には総額40万ポンド、優勝8万ポンドという旧額が残っています。Matchroomの増額発表と2026年大会の記事は、総額45万ポンド、優勝10万ポンドと案内しています。招待大会のため、獲得賞金はPDC Order of Meritへ加算されません。

酒井素はRydzに勝利、次はClayton

PDPAの確定ドロー(9月4日確認)では、PDCランキング経由の4人はWattimena、Searle、Nijman、Dobeyです。旧版に掲載したGary AndersonをJermaine Wattimenaへ訂正しました。

酒井は現地9月18日の1回戦でCallan Rydzに6-5で勝利しました。2回戦ではJonny Claytonと対戦し、8-10で敗退。ベスト16で大会を終えています。大会はRoss SmithがGerwyn Priceを11-5で破って初優勝しました。

大会前の全カードと日本時間の日程は組み合わせ記事に掲載しています。1回戦の勝敗は初日結果記事と2日目結果記事で確認できます。最終結果は、Ross Smithが初優勝した決勝記事で確認できます。

出典

更新履歴

  • :酒井素の2回戦8-10敗退とRoss Smithの初優勝を追記し、開始時の出場者一覧は履歴として保持しました。
  • :酒井素の初戦突破とClaytonとの2回戦を追記し、2日目の結果記事へリンクしました。大会開始時の出場者一覧と元の公開日時は保持しています。
  • :PDPAの1回戦・2回戦に代替3人が反映されたことを確認し、旧表示が残るという現在形の注意書きを更新しました。初日結果記事へのリンクを追加しています。
  • :9月17〜20日の試合順と日本時間を最新日程で再確認。Gurney、Kuivenhoven、van Duijvenbodeの代替出場を維持し、PDPAページに残るIlagan、Toylo、Leungの旧表示へ戻していません。
  • :Leung、Ilagan、Toyloの欠場と、van Duijvenbode、Gurney、Kuivenhovenの代替出場を反映。出場者32人、選出経路の説明、酒井素の2回戦接続先を更新しました。
  • :当時のPDC公式ドローと確定ドロー報道を再照合し、Tingströmの対戦相手をMan Lok Leungとして記載しました。その後の欠場発表により9月12日に更新しています。
  • :リンク切れになったPDPAの参照先を現行イベントページへ変更しました。Tingströmの対戦相手について公式ページ内で表記が食い違うことを追記しました。選手の変更は未確定として扱っています。
  • :PDCランキング経由の出場者をGary AndersonからJermaine Wattimenaへ訂正しました。あわせて、確定した酒井素の対戦相手と試合日を追記し、選手一覧を1行1選手の形式へ変更しました。