Ross Smithが欧州選手権優勝で8つ順位を上げ、自己最高の世界6位になりました。 PDCが10月27日に発表したランキング更新では、Gian van Veenが2位に戻る一方、Michael van Gerwenは13位へ下がり、2012年以来初めてトップ10から外れています。

対象はPDCの主要ランキング「PDC Werner Rankings Ladder」。直近1大会の順位や今年だけの勝利数ではなく、ランキング対象大会で獲得した賞金を2年間で集計する仕組みです。

欧州選手権2度目の優勝で8ランク上昇

Smithは10月25日の決勝でMartin Schindlerを11–8で破り、2022年以来となる欧州選手権のタイトルを獲得しました。優勝賞金15万ポンドを加え、世界ランキングは14位から6位へ上昇しています。

9月にはWorld Series of Darts Finalsも制していますが、その優勝と今回のランキング上昇は同じものではありません。PDCの今回の発表は、ランキング対象大会である欧州選手権を終えた時点の変動を示しています。決勝の内容は欧州選手権の最終結果で紹介しています。

Van Veenは2位、Van Gerwenは13位

選手 大会後の順位 PDC発表の主な変化
Gian van Veen 2位 2位へ復帰
Ross Smith 6位 8つ上昇、自己最高
Stephen Bunting 9位 4つ上昇
Danny Noppert 11位 4つ下降
Michael van Gerwen 13位 2012年以来のトップ10圏外
Gary Anderson 14位 5つ下降
Kim Huybrechts 46位 9つ上昇
Ritchie Edhouse 55位 22下がる

表はPDCが10月27日に取り上げた主な変動です。ランキング全員の一覧ではありません。準優勝したSchindlerもトップ20へ戻り、Nathan Aspinallはトップ10へ復帰したと発表されています。

Van Veenは大会連覇を逃しましたが、ランキングでは2位へ戻りました。一方、Van Gerwenは初戦敗退後に13位へ下がりました。大会の勝ち上がりとランキングの上下が必ずしも一対一で対応しないのは、過去2年間の賞金が集計対象になるためです。

2年前の賞金が集計対象から外れる影響

PDC Werner Rankings Ladderは、ランキング対象大会の獲得賞金を2年間で積み上げます。新しい賞金が加わる一方、集計期間を外れた成績は残り続けません。そのため、同じラウンドで敗退しても、過去にどの賞金を獲得していたかによって順位への影響は変わります。

今回の例がEdhouseです。2024年の欧州選手権優勝で得た12万ポンドが集計から外れ、今年は本大会に出場できなかったため、順位は22下がって55位となりました。PDCはNoppertについても、2年前の準決勝で獲得した4万ポンドを維持できなかったと説明しています。

逆に、Buntingは今回の準々決勝進出で順位を上げています。新たに得た賞金と、期間を外れる賞金の両方を見ることが、順位表を読む手がかりになります。「直近で勝った回数」や「今年の賞金ランキング」とは区別が必要です。

PC31・32は10月28・29日、日本時間21時開始予定

次のPlayers Championship 31・32は、オランダのMaassport Den Boschで10月28・29日に開催されます。両日とも日本時間21時開始予定で、4ボードの試合をPDCTVが配信します。

この記事の順位は10月27日発表時点です。その後の大会結果を反映したライブ順位ではありません。出場予定や視聴方法はPC31・32観戦案内、現在の順位はPDC公式ランキングから確認できます。

出典

2026年10月28日確認。ランキング変動は10月27日付発表を基準としています。