トミー・モリス(Tommy Morris)選手が11月5日、英国レスターのMattioli Arenaで行われたPlayers Championship 34で初優勝しました。 決勝ではルーク・ハンフリーズ(Luke Humphries)選手を8–5で破り、最後は161フィニッシュで勝負を決めています。
モリス選手はPDCツアーカードを保有していません。PDCによると、カード非保有者によるランキング大会優勝は史上6人目。年間34大会の最終戦は、新たな優勝者の誕生と、Players Championship Finalsの出場者確定が重なる一日となりました。
決勝は8レッグ先取、準決勝は7レッグ先取
決勝は8レッグ先取(Best of 15)、準決勝は7レッグ先取(Best of 13)です。選手ごとの獲得レッグは次のとおりです。
| 試合 | 選手 | 獲得レッグ |
|---|---|---|
| 決勝 | Tommy Morris | 8・優勝 |
| 決勝 | Luke Humphries | 5 |
| 準決勝① | Tommy Morris | 7・勝利 |
| 準決勝① | Cristo Reyes | 4 |
| 準決勝② | Luke Humphries | 7・勝利 |
| 準決勝② | Jack Aldridge | 5 |
決勝は計13レッグ。準決勝までと決勝では先取数が異なります。全ラウンドの対戦と個別スタッツは、出典の公式結果から確認できます。
0–2から5–3へ、161フィニッシュで初タイトル
決勝で先に2レッグを取ったのはハンフリーズ選手でした。モリス選手は続く6レッグのうち5本を取り、5–3と逆転。その後もリードを守り、8–5で優勝を決めました。
優勝を決めたのは161フィニッシュでした。モリス選手にとって、これが初めてのPDCランキングタイトルです。
モリス選手は前週のPC32でも決勝へ進みましたが、クリス・ドビー選手に敗れて準優勝でした。PC32の結果から1週間後、今回はタイトル獲得まで到達しました。
元世界王者を破った初戦から、準決勝7–4まで
モリス選手は初戦でロブ・クロス選手に6–3。2回戦はリッキー・エバンス選手に6–0で勝ちました。続いてロブ・オーウェン選手、ウェッセル・ナイマン選手、ジャーメイン・ワティメナ選手を、いずれも6–3で破っています。
ナイマン選手とのベスト16では平均102超を記録。準決勝はクリスト・レイエス選手に7–4で勝ち、決勝へ進みました。PDCはモリス選手をChallenge Tourからの追加出場選手と紹介しており、ツアーカード保有者としての優勝ではありません。
PDCは今回の年間成績を受け、モリス選手がGrand Slam、Players Championship Finals、世界選手権にいずれも初出場すると伝えています。それぞれ別大会の出場資格であり、PC34優勝だけで全大会の資格を得たという説明ではありません。
PC33に続く決勝進出、年間最終戦で連覇を逃す
ハンフリーズ選手は初戦、マイク・デ・デッカー選手に1–4から追いつき、6–5で勝利しました。ベスト16はリカルド・ピエトレツコ選手に6–3、準々決勝もマイケル・ファン・ガーウェン選手に6–3。準決勝ではジャック・オルドリッジ選手を7–5で下しました。
前日のPC33ではハンフリーズ選手が優勝しています。今回は2日連続の決勝でしたが、連続優勝には届きませんでした。一方、オルドリッジ選手もツアーカード非保有者で、初の準決勝進出を果たしています。
ドビー選手は3回戦のトム・ビッセル選手戦で9ダーツを達成。こちらも年間最終日の主な記録です。
64人が確定、コーツ選手が最後の出場枠
年間34大会が終わり、Players Championship Finalsの出場者と組み合わせが確定しました。ゲイリー・アンダーソン選手、マイケル・スミス選手、デ・デッカー選手らが出場。最後の64番目の枠にはヘンリー・コーツ選手が入りました。
初戦は第1シードのナイマン選手がコーツ選手、第2シードのドビー選手がデ・デッカー選手と対戦します。ハンフリーズ選手の相手はダリル・ピルグリム選手。ジョシュ・ロック選手、リカルド・ピエトレツコ選手、ライアン・ジョイス選手らは出場を逃しています。
Finalsは11月27~29日、Butlin’s Minehead Resortで開催予定です。試合ごとの時刻は今後発表される予定で、現段階で日本時間の開始時刻は断定できません。組み合わせ全体はPDCの公式発表へ。世界選手権の出場枠は別の制度で、Finalsの64人と同一ではありません。
出典
2026年11月6日確認。結果と出場権の記述はPC34終了時点です。